【CP+】「SILKYPIX Developer Studio 5 Pro」を紹介した市川ソフトラボラトリー


 市川ソフトラボラトリーのブースでは、1日に公開したばかりの汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro 5」の新機能をアピールするほか、カラーマッチングについても解説を行なっていた。

セミナーに見入る来場者で賑わう市川ソフトラボラトリーブース

 SILKYPIX Develper Studio Pro 5の主な新要素は、HDR合成、WB調整精度の向上、フリンジ除去、カラーノイズ低減。

新機能を適用した写真のプリントを展示するディスプレイとプリントの見た目を一致させるカラーマッチングについても解説する

 HDRは、1枚のRAWデータからHDR画像を合成する機能。市川ソフトラボラトリーでは、コントラストやブラックレベル調整との組み合わせを提案していた。

 オートホワイトバランスは、被写体からの反射光と散乱光を検出して光源を判定するロジックを使用。色かぶりを高い精度で補正するとしている。白に近い淡い色を表現できる「Auto(自然)」を新たに備える。画面に白やグレーが存在しない場合や、被写体が暗い場合などに効果を発揮するという。

HDR効果を適用したところWBオートを適用したところ

 フリンジ除去は、輝点の周囲に発生したパープルフリンジを除去する機能。暗部の演算精度を向上することで、カラーノイズの低減を図った。

パープルフリンジ除去前(左)と除去後(右)カラーノイズ低減適用前(左)と適用後(右)

 SILKYPIX Developer Studio Pro 5は現在、評価用としてβ版を配布中。28日まで無償で利用できる。新規ライセンス価格は2万7,000円。対応OSはWindows XP/Vista/7。



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2011/2/11 11:30