デジカメ国内出荷台数が前年同月比プラスに転じる

~CIPA2010年9月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2010年9月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は1,288万9,666台(前年同月比104%、以下同)、金額は1,398億4,640万2,000円(91.1%)。

 国内出荷は105万5,047台(107.8%)、201億1,823万5,000円(89.3%)。内訳はレンズ一体型が91万604台(107.6%)、139億8,242万5,000円(90.2%)。レンズ交換式一眼レフタイプが14万4,443台(108.8%)、61億3,581万台(87.5%)。9カ月ぶりにデジタルカメラ全体の出荷が前年を割った8月から台数はプラスに転じたが、依然金額ベースでは前年割れが続いている。

 日本向け以外の出荷は1,194万4,166台(102.1%)、1,466億6,042万4,000円(89.8%)だった。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は210万5,767個(128.9%)、245億5,810万5,000円(115.4%)。うち国内出荷は24万5,223個(120.1%)、51億508万8,000円(117.4%)。国内出荷の内訳は35mmレンズが3万1,585個(119.5%)、16億498万3,000円(137.3%)。デジタル専用レンズが21万3,638個(120.2%)、35億10万5,000円(110.1%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は4万7,894円(130.9%)、10億507万3,000台(230.7%)。




(本誌:武石修)

2010/11/1 12:58