デジタルカメラ国内出荷が9カ月ぶりに前年割れ

~CIPA2010年8月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2010年8月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は965万400台(前年同月比106.3%、以下同)、1,088億4,998万4,000円(93.1%)。

 国内出荷は89万9,662台(97.1%)、160億9,757万4,000円(79.9%)。内訳は、レンズ一体型が79万5,133台(94%)、118億3,249万4,000円(75.3%)。レンズ交換式一眼レフタイプが10万4,529台(130.1%)、42億6,508万円(96.1%)。デジタルカメラ全体の国内出荷が前年を割るのは9カ月ぶり。レンズ交換式一眼レフタイプは金額ベースで前年を割ったものの、台数ベースでは前月に引き続き増加している。

 日本向け以外の出荷は872万9,783台(99.6%)、1,083億856万9,000円(83.7%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は177万2,286個(133.4%)、205億2,878万4,000円(125.7%)。うち国内出荷は18万297個(133.3%)、36億787万2,000円(132%)。国内出荷のうち、35mm用レンズが2万4,169個(128.3%)、11億5,449万5,000円(155%)。デジタル専用レンズは15万6,128個(134.1%)、24億5,337万7,000円(123.4%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は1万7,826台(106.5%)、2億2,108万円(197.4%)。



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2010/10/1 13:59