シグマ、「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM」に手ブレ補正機構を搭載


 シグマは21日、大口径中望遠マクロレンズ「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」を開発発表した。発売時期、価格、対応マウントなどは未定。

APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM

 2004年10月に発売した「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM」の後継機種。約4段分の補正効果という手ブレ補正機構「OS」を搭載した。防塵防滴構造を採用する。

 2つのレンズ群を異なる量で動かすフローティングインナーフォーカスを採用し、撮影距離の変化に伴う非点収差、歪曲収差の変動を抑えた。SLDガラス3枚の採用により諸収差を補正した。

 AF駆動には超音波モーター「HSM」(Hyper Sonic Motor)を採用。フルタイムマニュアルフォーカスに対応する。

 レンズ構成は13群19枚。絞り羽根は9枚の円形。最短撮影距離は38cm。最大撮影倍率は1:1。フィルター径は72mm。サイズは79.6×150mm。重量は未定(数値はいずれもシグマ用)。レンズフード「LH780-05」、フードアダプター「HA780-01」、三脚座「TS-21」が付属する。

 また、別売のテレコンバーター「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」および「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」を装着可能。価格は2xが3万3,600円、1.4xが2万9,400円。

(本誌:鈴木誠)

2010/9/21 15:13