銀座ニコンサロン、照井四郎写真展「紀州人」
銀座ニコンサロンは、照井四郎写真展「紀州人」を9月29日から開催する。
(c)照井四郎 |
雪国育ちの作者が、冷たい雪の降らない南国に憧れ、「新紀州人」となって早40年という歳月が流れ過ぎた。
作者は、本格的に高野の「お山」と、3,600峰という大小さまざまな山が連なる熊野の森を駆けめぐって20年が経つが、野趣にあふれ、深遠な大自然の懐にもぐり込み、神秘的な光景に出合うと、心が震えるという。しかし、何よりも強く心を揺さぶられ、癒されるのは情が厚く、あけっぴろげな地の人々の暮らしにふれた時である。
一期一会に胸を膨らませ、まるで蟻のごとく巡った車の走行距離は40万キロを越えた。作者自身、改めてその道のりに驚いているが、作者にとってふるさと回帰ともいえる「お山と熊野」への行脚は終わりそうにない。
本展では、1993年より撮りためたものを展示する。モノクロ約50点。(写真展情報より)
- 名称:照井四郎写真展「紀州人」
- 会場:銀座ニコンサロン
- 住所:東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA 1・2階
- 期間:2010年9月29日~2010年10月12日
- 時間:10時~19時(最終日は16時)
- 休館日:会期中無休
2010/9/15 00:00