リコー、GXRの「P10 28-300mm VC」ユニットをRING CUBEで先行展示


 リコーは7日、6月上旬に発売するユニット交換式デジタルカメラ「GXR」のカメラユニット「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」の展示を、東京・銀座のフォトギャラリー「RING CUBE」(リングキューブ)で開始した。展示は発売以降も継続するという。

RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VCGXRに装着したところ

 裏面照射型CMOSセンサーと焦点距離28〜300mm相当(35mm判換算)の高倍率ズームレンズを搭載するカメラユニット。3月の「CP+2010」で展示していた。撮像素子は1/2.3型有効1,000万画の素裏面照射型CMOSセンサーで、コンパクトデジタルカメラ「CX3」と同じものを採用している。レンズは35mm判換算の焦点距離28~300mm、F3.5-5.6の光学10.7倍ズーム。発売は6月上旬、店頭予想価格は3万円前後の見込み。

 RING CUBEの営業時間は、火曜日を除く11時~20時。所在地は東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8階および9階(受付9階)。

 GXRは、リコーが2009年12月に発売したユニット交換式デジタルカメラ。対応する交換ユニットシステムのベースボディとなる製品で、バッテリー、液晶モニター、内蔵ストロボ、SDHC/SDメモリーカードスロットなどからなる。撮影には撮像素子、レンズ、画像処理エンジンを一体化したカメラユニットを装着する。レンズとセンサーのマッチングが図れるほか、撮像素子へのゴミ付着が起きないとしている。実勢価格は3万4,800円前後。

(本誌:鈴木誠)

2010/5/10 14:50