ペンタックスフォーラム、佐藤秀明写真展「里川」


(c) Hideaki Sato

 ペンタックスフォーラムは5月12日より、佐藤秀明写真展「里川」(さとかわ)を開催する。

 懐かしくも美しい、日本の里を流れる川。今ではなくなってしまった、木製の橋や川を楽しむ人々の姿などを捉えたカラー作品約40点で構成する。東京写真月間2010協賛展。

 昔から多摩川の近くに住んでいたということもあり、川にはことのほか思い入れが深く、写真を職業にして以来、最もフィルムを費やした被写体は日本の川でした。多摩川の汚染問題や、長良川の河口堰問題などの取材をする一方で、四万十川や釧路川などの、美しい風景も撮りためてまいりました。最近では、吉野川の「川の学校」で川遊びに夢中になっている子供達の姿を、カメラで追いかけまわしています。 川は日本人にとってふるさとです。そんな川への思いを込めた、約40点の作品をご高覧いただければ幸いです(作者のコメント)。

  • 会場:ペンタックスフォーラム
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)
  • 会期:5月12日〜5月24日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日16時終了)
  • 入場料:無料
  • 休館日:火曜日

(本誌:折本幸治)

2010/5/7 14:59