【CP+】テンバやインデューロの新製品を展示したエツミ


会期:2010年3月11日~14日
会場:パシフィコ横浜
エツミブース

 エツミは自社ブランドのアクセサリーやカメラバッグのほかに、「f.64」、「タガー」、「ティンバック2」、「テンバ」、「ビリンガム」、「ビアンキ」などのカメラバッグを出品。加えて「インデューロ」の三脚、一脚、雲台などを展示していた。

 テンバブランドの製品は、「メッセンジャーバッグ」の意匠を受け継ぐ「メッセンジャーデイパック」、軽量化したデイパック「シュートアウト」の新モデルなど、国内リリース前のものも展示していた。

 メッセンジャーデイパックは、ショルダータイプのメッセンジャーバッグや「メッセンジャーカメラバッグ」の流れを汲む上下2気室のデイパック。日本未発表の製品。展示していたカラーはブラックのみだが、ほかにオリーブ、オレンジを用意し5月に発売予定という。価格は未定。


テンバ「メッセンジャーデイパック」上下2気室のタイプ

 シュートアウトシリーズ最軽量のデイパックも展示。止水ファスナーなどを継承し、山歩きなどにも向くという。近日発表予定で、価格は未定。

新しいシュートアウト止水ファスナーを備える
メインのジッパーから収納部にアクセスしているところ背中側底部にもジッパーを備え、機材収納用のクッションを前後入れ替えることで盗難を防ぐことができるという

 テンバのコーナーには国内で発売済みのテンバ「MIXX」シリーズや、メッセンジャーカメラバッグも展示していた。

発売済のテンバ「MIXX」シリーズメッセンジャーカメラバッグも国内で発売済み

 また、ビリンガムブランドのカメラバッグにも参考展示の製品があった。

ビリンガムのカメラバッグ参考出品のカメラバッグ

 そのほかにも、同社が取り扱う各ブランドのカメラバッグなどが並ぶ。いずれも実際に手にとってみることができる。

f.64の展示コーナービアンキ、タガー、ティンバック2が並ぶコーナー

 また、2009年より同社が取り扱うインデューロの三脚、一脚、雲台にも触れることができる。8層のカーボンチューブを用いて強度が1.5倍という「カーボンファイバートライポッド」などが並んでいた。

 BHDシリーズボール雲台は、本体にマグネシウム合金を採用。固定ハンドル、小型の固定ハンドル、パン操作ハンドルの3つを備える。アルカスイス規格のクイックシューを利用できる。

新世代インデューロをアピールする展示コーナー3つのハンドルを備えるBHDシリーズボール雲台

 自社ブランドのアクセサリー新製品も展示している。ルーペ付き遮光ファインダー「ライブビューフード2.5X」は、CP+に合わせて発表した新製品。3インチの液晶モニターに対応し、ライブビュー表示などを遮光・拡大しながら見ることができる。取り付けは粘着性のポリウレタンチップで行なうが、固定用にブラケットも用意する。

ライブビューフード2.5Xカメラアクセサリーシュー用のブラケットを用意する。ソニーα用も発売予定

 オリンパスのマイクロフォーサーズ用交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」などに装着できるメタルフードは2月26日に発売した製品。37mm径に対応する。M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8に装着する場合、純正プロテクトフィルターとの併用も可能という。

 ほかにも2009年12月発売のキーホルダータイプの三脚「キーポッド」をはじめとする各種ミニ三脚など、用品やアクセサリーを多数展示していた。

メタルフードミニ三脚なども展示


(本誌:鈴木誠)

2010/3/12 00:00