【CP+】ハイスピードムービーとダイナミックフォトの体感ステージを展開したカシオ

　カシオブースでは、「ハイスピードムービー」と「ダイナミックフォト」をメインテーマに据え、大きく分けて2つのステージを展開。それぞれの対応機種をステージ前に展示し、実際に各種機能を体験できるという趣向。

カシオブース	ダイナミックフォトステージの背景は無地。モデルと一緒にダイナミックフォトの作成を体験できる（写真の機種はEXILIM ZOOM EX-Z2000）

　ハイスピードムービーのステージでは、肉眼ではとらえきれない速度で技を繰り出すアスリートによる演技を、高速連写によってとらえる体験を提供することで、ハイスピードムービーの魅力を訴求している。

　ハイスピードムービーのステージで試せる機種は、4月9日発売予定の高速連写対応10倍ズーム機「HIGH SPEED EXILIM EX-FH100」をはじめとしたHIGH SPEED EXILIMシリーズ。裏面照射CMOSセンサー採用の5倍ズーム機「EX-FC150」や光学20倍ズームの高倍率機「EX-FH25」などを試用できる。

HIGH SPEED EXILIM EX-FH100	上面。ステレオマイクを備える

新機能「F連写」。メカシャッターにより最大10連写できる

アスリートの演技をハイスピードムービーで撮影する趣向	実際にその場で撮影した映像を液晶ディスプレイで流していた

　ダイナミックフォトのステージでは、来場者が参加して一緒にダイナミックフォトを作ることで、ダイナミックフォトの楽しみ方を提案している。

　ダイナックフォトのステージで試せる機種は、画像処理エンジン「EXILIM Engine 5.0」を搭載した 「EXILIM Hi-ZOOM」および「EXILIM ZOOM」シリーズ。動画を背景としたダイナミックフォトを作成できる「EX-Z2000」、「EX-H15」、「EX-Z550」での動画合成を試せる。

EXILIM ZOOM EX-Z2000	EXILIM Hi-ZOOM EX-H15

EXILIM ZOOM EX-Z550

　また、ショーケースに収められていて触れられないものの、International CESやPMAなどでも出品していたGPS機能内蔵デジタルカメラや、海外で春に発売予定のデジタルフォトフレーム「アートフレーム」を参考出品した。

GPS機能内蔵デジタルカメラ	背面に現在地を表示していた

　アートフレームは、写真を絵画風に変換する機能や、ダイナミックフォトの再生機能を有する。会場では関連展示として、アートフレームで作成した絵画風イメージをカンバスにプリントしたものや、絵皿にしたものなどが並んでいた。カシオの担当者によると、国内でアートフレームを発売する場合は、絵画風イメージをプリントした製品の販売も同時期に開始することを検討しているという。年内の発売を目指す考え。

アートフレーム	発売済みの「EXILIM G EX-G1」も試用できる状態で展示していた