銀座ニコンサロン、染谷学写真展「ニライ」


(c)染谷学

 ニコンサロンは、染谷学写真展「ニライ」を3月3日より開催する。

 琉球列島から南へ続く島々を旅する中で「人ひとりのうちにおいても、死は生の果てにだけあるのではなく、また生と対立するのでもなく、生とともにあり、あるいは生が死に包まれてある」と強く感じたという染谷氏。奄美、沖縄、台湾。フィリピン、インドネシアと南下していくにつれて、「穏やかで大きな死に包まれた生」を生きている感覚はより濃くなっていったという。展示作品数は45点。

 染谷氏は、1964年千葉県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。写真展「生きてゆくカレンの人々」(1995年)、「Calcutta」(2000年)、「海礁の柩」(2003年)、「温泉の町」(2008年)などを開催。作品は沖縄県立博物館・美術館にコレクションされている。

  • 名称:染谷学写真展「ニライ」
  • 会場:銀座ニコンサロン
  • 住所:東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA1階および2階(ニコンプラザ銀座内)
  • 期間:2010年3月3日~3月16日
  • 時間:10時~19時(最終日は16時)
  • 休館日:会期中無休
  • 入場料:無料

※染谷学氏の「学」は、本来は異なる漢字(旧字体)で表記しますが、パソコンの環境により表示できないため、学を代用文字としています。

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2010/2/26 12:40