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Kodakが富士フイルムを逆転
「フィルム写真に関する実態調査2025」より
2026年8月25日 07:30
日本国内の写真フィルムユーザーを対象としたWebアンケート「フィルム写真に関する実態調査2025」の結果レポートが8月8日(土)に公開された。フィルム写真に関する情報を発信するWebサイト「Film Focus」が実施した調査。
写真フィルムユーザーに対して、過去1年間に使ったフィルムのブランドや本数、使用頻度の変化などを問う内容。2025年11月30日(日)から12月31日(水)にかけて実施され、1,337件の有効回答が集まった。昨年の802件から約1.7倍に回答数が増加したという。
今回の調査では、使用ブランドにおいてKodak(71%)が前回1位の富士フイルム(68%)を上回り、首位が逆転する結果となった。主要ブランドの利用率が全体的に低下する一方、新たに選択肢へ追加されたKentmere(16%)などに需要が分散しており、1年間に使用したブランド数の平均は3.0から2.2へと減少した。
フィルムを使う頻度の変化では、「増えた」と答えた人が28%で、「減った」の26%をわずかに上回り、昨年とほぼ同水準の傾向を示した。使用歴別で見ると、1年未満の層では「増えた」が49%に達する一方、10年以上のベテラン層では「減った」が40%を占めるなど、二極化が進んでいる。減った理由の最多は今年も「コスト」(62%)だった。
1年間あたりの平均使用本数は、35mmフィルムが約13.9本(昨年13.7本)、120フィルムが約7.0本(昨年6.9本)となり、全体的な使用量は前年とほぼ横ばいとなった。現像方法の分布もラボ利用が67%、併用が25%、自家現像が8%と前年と変わらない推移を見せている。
今回新設された「現像ラボを選ぶ際に重視する要素」に関する設問では、「現像・スキャンの品質」を1位に挙げた人が41%で最多となり、「価格」(24%)や「場所」(20%)を大きく上回った。
調査結果を受け同サイトは、価格高騰が続くなかでも使用フィルムの絞り込みなどユーザー側の適応によって使用量が維持されている点や、PENTAX 17をはじめとする新機種・新フィルムの登場が新規参入や撮影頻度増加のきっかけとなっている点を指摘。また、仕上がりの満足度を左右する現像ラボの存在が、フィルム体験を支えるインフラとして重要度を増していると分析している。







