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バッテリー用耐火バッグの安全性をさらに向上

防火ガラスを含む2層構造で

株式会社XYZAは、耐火・防爆バッグ「リポシールド セーフティーバッグ」を12月4日(木)に発売した。

モバイルバッテリーや一部のデジタルカメラ、ドローンなどに使用されるリチウムポリマー(LiPo)バッテリーを保管するための製品。

近年、モバイル機器の普及に伴い、発火事故への懸念が高まっている。特に、リチウムポリマーバッテリーによる火災は、高温かつ延焼速度も速いことから、こうしたトラブルを防ぐために企画された。

防火ガラス繊維と不織布を重ねた2層構造により高い耐火性能を確保。従来の簡易的な耐火バッグとは一線を画しているという。この2層構造と表面の撥水PVC層を組み合わせることで、爆発時の物理的な損傷の低減に加え、外部への熱と炎の放出を抑制。燃焼に必要な酸素供給を遮断し、燃焼拡大を根本から抑えるとしている。

また、外気との接触を抑える密閉構造を採用している。

カラーバリエーションは、シルバーとブラック。

  • 外形寸法:23×17.7cm
  • 価格:1,485円(単体)、2,485円(2個セット)
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。