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マスキング精度向上とワークフロー効率化を実現した「DxO PhotoLab 9.2」

DxO Labsは、RAW編集ソフトウェア「DxO PhotoLab 9.2」を11月4日(火)に発売した。価格は新規購入が2万9,999円、旧版からの更新は1万4,999円。既存のPhotoLab 9ユーザーは無料でアップデートできる。AI搭載マスキング機能を大幅に改善し、作業効率の向上を図った。

今回のアップデートでは、「PhotoLab 9」で導入されたAIマスク機能を強化。マッティング技術の改善により、複雑な被写体の周りでもより正確なエッジ検出が可能になった。数クリックで複雑な部分調整を適用できるという。

ワークフロー機能も強化。マスクとサブマスクの並び替えが可能になり、複雑な編集作業でも直感的に整理できるという。マスク複製時には自動的に連番ラベルが付与され、作業の混乱を防ぐ。

写真ライブラリの管理を効率化する3つの新フィルタを搭載した。未編集画像、編集済み画像、部分調整適用済み画像をそれぞれ瞬時に表示できる。

Windows版では履歴パネルも改善され、ソフト再起動後も編集履歴が保持されるようになった。なおmacOS版は実装済み。

本誌:佐藤拓