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2万7,000円の広角シフトレンズ
APS-Cミラーレス用の「AstrHori 18mm F5.6 Shift」
2025年9月12日 15:25
E&Iクリエイション株式会社は、APS-Cセンサー向けのシフトレンズ「AstrHori 18mm F5.6 Shift」を9月12日(金)に発売した。価格は2万7,000円。
ソニーE、富士フイルムX、ニコンZ、Lの各マウント版を用意する。
広角レンズで生じるパースを補正できるマニュアルフォーカスのシフトレンズ。ミラーレスカメラのマウントにネイティブで対応するシフトレンズはまだ数が少なく、広角で低価格なものは貴重といえる。
シフト範囲は±6mm。360°の回転機構も備えている。45°単位でクリックが設けられている。ティルト機能はない。絞りはF5.6固定。
35mm判換算での焦点距離は27mm相当。画質面では高屈折率レンズ1枚、EDレンズ2枚を採用。歪曲収差や色収差を補正したとする。
フィルター径はΦ58mm、全長は31.5mm。約169gと軽量で、念のため持参するレンズとしても有用だろう(数値はいずれもソニーE)。
なおシフトさせていないときは、35mmフルサイズのイメージセンサーでも実用になるという。ただし機種や条件によって、周辺の描写が異なるとのことだ。
- 対応マウント:ソニーE、富士フイルムX、ニコンZ、L
- 対応撮像画面サイズ:APS-Cサイズ
- 焦点距離:18mm(27mm相当)
- シフト機構:ロータリーシフト(360°回転、±6mmシフト)
- フォーカスモード:MF(マニュアルフォーカス)
- レンズ構成:5群7枚(高屈折率レンズ1枚・EDレンズ2枚含む)
- 絞り:F5.6
- 最短撮影距離:0.3m
- フィルター径:Φ58mm
- 外形寸法:Φ63×31.5mm(ソニーE)、Φ66.5×33.5mm(ニコンZ)
- 質量:約169g(ソニーE)、約184g(ニコンZ)
- 付属品:レンズキャップ、リアキャップ