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ソニーのカメラ内アプリに「スカイHDR」が新登場

2枚合成で広ダイナミックレンジ。WB調整による表現も

ソニーは12月17日、同社のデジタルカメラ向けアプリケーション「PlayMemories Camera Apps」のラインナップに「スカイHDR」を追加した。価格は、税別952円。

PlayMemories Camera Appsは、デジタルカメラの機能を拡張するためのアプリケーション。

今回追加されたスカイHDRの対応機種は、α7 II、α7S II、α7R II、α7、α7S、α7R、α6000、α5100、NEX-6、NEX-5T、NEX-5R、RX1R II、RX10 II、RX100M4、RX100M3の15機種。

スカイHDRは、青空に輝く太陽と大地など、明暗差の大きなシーンを露出やシャッタースピードを変えて2回撮影し、合成することで最適な露出かつ、幅広いダイナミックレンジを表現した画像が作り出せるアプリケーション。

通常のHDRと異なり、地上と空それぞれの領域(2エリア)を設定、個別に露出を指定できるのが特徴。地平線や水平線を境にして地上と空の明るさを近づけられることから、ハーフNDフィルターを使ったかのような効果が得られるという。

また、夕暮れなど色合いを強調したいシーンでは、空と地上のそれぞれのホワイトバランスを調整することにより、表現力豊かな描写が楽しめるという。

作例:ブルースカイ
作例:サンセット

(飯塚直)