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現像ソフト「Capture One Pro 9」がリリース

テザー撮影でバッテリー残量を表示 3台のPCへインストール可能に

フェーズワンは、400以上のカメラに対応する汎用RAW現像ソフトの最新版「Capture One Pro 9」を11月30日に発売した。価格は299ドル。

Capture One Pro 7および同8のユーザーは99ドルで購入できる。また、10月30日以降にCapture One Pro 8をオンライン購入したユーザーは無償でアップグレード可能。サブスクリプション版も用意し、シングルユーザーは12カ月プランで15ドル/月となる。

今回から1ライセンスにつき、3台のPCでアクティベーションが可能になった。例として、自宅のデスクトップPCの他、屋外のロケでノートPCを使う際などに役立つ。

新たに色、彩度、コントラストのアルゴリズムを刷新した。カラーエディターではカラーバランス・ツールに合わせてスケーラブルな調整が容易になった。さらに、カラーエディターで選択された色から部分調整マスクを作成できるようになった。

また、コントラストを調整する際に彩度に影響を及ばさない輝度カーブが加わった。部分調整でもカーブが使用できイメージの個別箇所に適用可能になっている。

テザー撮影時にカメラのバッテリー残量を表示する機能も追加された。

その他、キーワードライブラリーの追加でキーワードをリスト管理できるようになった。キーワードの追加、削除、ソートにも対応する。

(本誌:武石修)