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PENTAXの645広角レンズ「HD PENTAX-D FA645 35mm F3.5 AL[IF]」

デジタルに最適化

リコーイメージングは、中判デジタル一眼レフカメラ用のPENTAX645レンズ「HD PENTAX-D FA645 35mm F3.5 AL[IF]」を12月4日に発売する。価格は税別25万円。

「smc PENTAX-FA645 35mm F3.5 AL[IF]」をベースにしたという広角レンズ。645デジタル装着時に35mm判換算27.5mm相当の画角を得られる。645判フルサイズ(フィルム一眼レフカメラ)では21.5mm相当の画角になる。

新設計の非球面レンズを採用したほか、レンズコーティングや鏡筒内部の反射防止材をデジタル画像の特性に最適化。風景撮影などに最適としている。レンズ前面には汚れに強いSPコートを施した。

最小絞りはF32。レンズ構成は7群10枚。最短撮影距離は0.3m。最大撮影倍率は0.25倍。絞り羽根は9枚(円形絞り)。フォーカシングで全長が変わらないインナーフォーカス方式。

フィルター径は82mm。レンズフードには、PLフィルターの操作を容易にする窓を設けた。

最大径×全長は、約88×90mm。重量は約570g(フード付で約610g)。

(本誌:鈴木誠)