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ニコンのNIKKORレンズが累計生産9,500万本を達成

ニコンは7月28日、レンズ交換式カメラ用「NIKKOR」(ニッコール)レンズの累計生産本数が、2015年7月中旬に累計生産9,500万本を達成したと発表した。ニコン一眼レフカメラ用とミラーレスカメラのNikon 1用を合わせた数字。

NIKKORはニコン製写真用レンズのブランドで、創業時の社名「日本光学工業株式会社」の略称“日光”(NIKKO)に、当時の写真レンズの名称で末尾によく使われていた「R」がつけられ誕生した。

ニコン一眼レフカメラ用のニッコールレンズは、1959年発売の銀塩一眼レフ「ニコンF」と同時に発売された「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」などが最初。

「NIKKOR」の名前は1932年に商標登録され、1933年の航空写真用レンズ「Aero-Nikkor」(エアロニッコール)から2013年で80周年を迎えている。ニコンは、2017年に創業100周年を迎える。

(本誌:鈴木誠)