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21mm相当の「SIGMA dp0 Quattro」発表

株式会社シグマは、Foveon X3ダイレクトイメージセンサーを搭載するレンズ一体型デジタルカメラの新製品「SIGMA dp0 Quattro」を発表した。

発売時期、価格とも未定。

これまでのdp(DP)シリーズの歴史にない、35mm判換算で焦点距離21mm相当の画角を持つ14mmレンズを搭載。dp1 Quattroの28mm相当を超える広角表現が可能となる。開放F値はF4。

外観上では、これまでのdp Quattroシリーズよりも大きなレンズが特徴。写真からは、レンズフードの存在もうかがえる。ホットシューに装着可能な外付けファインダーVF-51も用意されるという。

撮像素子は23.5×15.7mm(APS-Cサイズ相当)のFoveon X3ダイレクトイメージセンサー。最高感度はISO6400。

対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

バッテリーは専用リチウムイオン充電池のBP-51。撮影可能枚数は約200枚。

外形寸法は161.4×67×126mm。質量は未定。

同じくFoveon X3ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム:Quattro)を搭載するdp Quattroシリーズにはdp1 Quattro(28mm相当)、dp2 Quattro(45mm相当)が発売済み。

加えて75mm相当のdp3 Quattroとあわせ、計4製品のラインナップとなる。

(本誌:折本幸治)