フォトコンペ「Tokyo International Photo Competition」の受賞者展

　TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY（T.I.P）は、国際フォトコンペティション「Tokyo International Photo Competition」（TIPC）の受賞者展を開催する。期間は2014年8月20日～9月7日。

　Tokyo International Photo Competitionは、2015年に東京と伊豆で開催する国際写真フェスティバルに向けて、2013年より1年毎に開催しているフォトコンペティション。文化や言語の壁を越え、世界各地で開催されているフォトコンペティションの架け橋となることを目的としている。

　年を追うごとに対象地域を拡大する予定。今回は日本、北米、ヨーロッパを対象とした。受賞者展は、2014年に東京とニューヨーク、2015年にベルリンでそれぞれ開催する。

　作品募集のテーマは「Identity」。2014年度の受賞者は、Lydia Goldblatt氏（グランプリ、イギリス）、Shandor Barcs氏（メキシコ）、Albarran Cabrera氏（スペイン）、Maja Daniels氏（スウェーデン）、David Favrod氏（スイス）、Adam Reynolds氏（アメリカ）、MIKI TAKAHASHI氏（日本）、Eirini Vourloumis氏（ギリシャ）の8名。

　審査員は、南條史生氏（森美術館館長）、ジム・キャスパー氏（LensCulture編集長/出版者）、ステーシー・D・クラークソン氏（Harper's Magazineディレクター）、サイモン・ベインブリッジ氏（British Journal of Photography編集長）、竹内万里子氏（写真評論家/キュレーター）、ラモン・レベルテ氏（Editorial RMディレクター）、バーバラ・タンネンバウム氏（クリーブランド美術館写真部門キュレーター）、森山大道氏（写真家）、カーラ・ソザーニ氏（Galleria Carla Sozzaniディレクター）の9名。

• ・会場：TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY 72 Gallery
• ・住所：東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
• ・会期：2014年8月20日水曜日～2014年9月7日日曜日
• ・時間：水～金が12時～20時、土～日が12時～19時（最終日17時まで）
• ・休館：月曜日・火曜日
• ・入場：無料

　また、東京での受賞者展に合わせて、ポートフォリオレビューを開催する。日時は2014年8月22日～23日の10時～18時（開場9時30分）。対象は写真展の出展経験もしくは出版経験があり、海外のマーケットに対してプレゼンテーションをする準備のある写真家。事前審査は無く、国籍は不問。ただし、英語でコミュニケーションができるか、通訳を用意する必要がある。

　参加費用は、5回のレビューセッションで215米ドル、10回のレビューセッションで415米ドル。レビュアー1名あたり20分のレビューセッションを受けられる。