スマホ写真でも応募できる「ニコン フォトコンテスト」

　カメラに加えてスマートデバイスでの作品も募る「ニコン フォトコンテスト2014-2015」の作品募集が9月15日に始まる。締め切りは12月15日。

　同コンテストはニコンが隔年で開催しているもので、今回で35回目となる。前回は、153の国と地域から過去最高となる9万9,339点の応募があった。

　今回はこれまでと異なり、カメラのみならずスマートフォンを含むあらゆるデジタル撮影機器で撮影した作品を募集する。「新たな映像文化を育む機会を提供する」（同社）のが狙いという。機材のメーカーも問わない。

　加えて、「Generation N（ジェネレーション エヌ）賞」を新設した。19歳以下の若い世代ならではの視点が感じられる作品を、全応募作品の中から10点選出する。

　プロ・アマチュア、年齢、性別、国籍を問わず誰でも応募できる。受賞作品は2015年6月に発表し、受賞作品展も開催する。

　写真部門は「自由テーマの部」と「テーマ『HOME』の部」があり、それぞれ単写真か組み写真が選べる。「HOME」の部は今回新設したテーマで、「住居」、「家」、「家族」、「ふるさと」といった“HOME”を想起させる作品を募集する。同じテーマの動画部門もあり、6～180秒の作品を募る。

　世界で活躍する著名な写真家が審査に当たる。各部門で1～3位までの96作品を選ぶとともに、各部門で最も優れた各1作品をグランプリとして選出する。「応募者が選ぶグランプリ賞」も設ける。グランプリ受賞者には100万円相当のニコン製品や賞金50万円などが贈られる。

　応募はWebサイトから行える。