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「FUJIFILM X-E2」最新ファームウェアが公開

EVF表示タイムラグを世界最速0.005秒に高速化

 富士フイルムは4月30日、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-E2」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は2.00。

 主な更新内容は、EVF表示のタイムラグを最新モデル「FUJIFILM X-T1」と同等の0.005秒へと短縮したこと。富士フイルムでは世界最速としている。従来は0.08秒だった。

 X-T1のEVFで使用されている有機ELパネルはX-E2と同じものであり、X-E2についても表示の高速化が期待されていた。

 また、撮影時のスルー画における最大フレームレートが、50fpsから54fpsに高速化した。低輝度時にも下がることがないという。

 その他、フォーカスピーキングの表示色の選択が可能になる他、Fn(ファンクション)ボタンへの割当機能の追加などの更新が盛り込まれている。

 FUJIFILM X-E2は、Xマウントを採用するミラーレスカメラ。有効1630万画素のAPS-Cサイズ相当X-Trans CMOS IIセンサー、約236万ドットの有機EL電子ビューファインダーなどを搭載する。FUJIFILM Xシリーズにおけるミドルモデル。

 発売は2013年11月。実勢価格はボディのみで税込10万6,400円前後。

(本誌:折本幸治)