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エプソンのEVF用パネルがOLYMPUS OM-D E-M10に採用

 セイコーエプソン株式会社は2月12日、同社の0.38型高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「ULTIMICRON(アルティミクロン)」が、オリンパスのミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M10」に搭載されることを明らかにした。

OLYMPUS OM-D E-M1のEVFに採用された「L3F03S-80301C」

 E-M10に搭載されるのは、対角0.38型(0.96cm)・SVGA解像度(800×RGB×600、約144万ドット)の高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「L3F03S-80301C」。従来のものより小型になっているのが特徴で、1月29日にセイコーエプソンより量産開始の発表があった。

 E-M10は、オリンパスが2月末より発売するレンズ交換式デジタルカメラ。いわゆるミラーレスカメラの新製品で、カメラと一体化されたEVFを搭載。そこにセイコーエプソンのULTIMICRONが採用された。

OLYMPUS OM-D E-M10。シルバーが2月末、ブラックが3月末に発売予定。価格はオープン。ボディのみの店頭予想価格は8万円前後の見込み

 なお、オリンパス製品におけるULTIMICRONの採用実績は、「VF-2」、「VF-4」(以上、外付けEVF)、「OLYMPUS OM-D E-M5」、「OLYMPUS OM-D E-M1」(以上、EVF内蔵ミラーレスカメラ)がある。

 新ULTIMICRONは2月13日(木)より開幕するイベント「CP+2014」に出品される。

(本誌:折本幸治)