ニュース

ニコン、「Df」「D5200」「D3200」の最新ファームウェアを公開

沈胴機構の新レンズ“18-55mm G II”への対応など

 ニコンは21日、デジタル一眼レフカメラ「Df」「D5200」「D3200」の最新ファームウェアを公開した。

Df(2013年11月発売、ボディ実勢価格は27万8,000円前後)
D5200(2012年12月発売、後継D5300が発売済み)
D3200(2012年5月発売、後継D3300が発表済み)

 各機種の更新内容は次の通り(引用)。

Df(ファームウェアC:Ver.1.00からC:Ver.1.01への変更内容)

  • ファインダー撮影において、カスタムメニュー f4 [Fn ボタンの機能] 、カスタムメニュー f5 [プレビューボタンの機能] またはカスタムメニュー f6 [AE/AF ロックボタンの機能] の [押し時の動作] を [プレビュー] に設定した場合、スピードライト SB-800 を使用してカメラの Fn ボタン、Pv ボタンまたは AE/AF ロックボタンを押しても、プレビューおよびモデリング発光が作動せず、液晶モニターが表示されなくなってしまう現象を修正しました。
  • カスタムメニュー e1 [フラッシュ撮影同調速度] を [1/250秒(オートFP)] に設定し、オートFPハイスピードシンクロに対応していないスピードライトを使用した場合、シャッタースピードの上限が1/200になってしまう現象を修正しました。
  • [撮影メニュー] の [感度自動制御] を [しない] に設定して撮影した画像を ViewNX 2 や Capture NX 2 にて表示した場合、[メタデータ] の [ISO感度設定] に [オート(ISOxxx)]※と表示されてしまうことがある現象を修正しました。
    ※xxxには設定したISO感度が入ります。

D5200(ファームウェアC:Ver.1.01からC:Ver.1.02への変更内容)

  • 沈胴機構を採用したレンズ (例:AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRⅡ ) 装着時の、警告表示に対応しました。
    レンズが沈胴した状態では、警告メッセージを表示し、レリーズ禁止となります。
  • 撮影画像の Exif データに記録される 35mm 判換算の焦点距離表示を修正しました。
  • 下記の現象を修正しました。
    - [マイメニュー登録] を操作中にフリーズすることがある。
    - 特定の条件下にてAE/AF-L ボタンを AF-ON 設定したにもかかわらず、ボタンを押しても AF 駆動しないことがある。
    - [HDR(ハイダイナミックレンジ)] をONにして撮影した際に、記録画像の右下に線状ノイズが出ることがある。

D3200(ファームウェアC:Ver.1.02からC:Ver.1.03への変更内容)

  • 沈胴機構を採用したレンズ (例:AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRⅡ ) 装着時の、警告表示に対応しました。
    レンズが沈胴した状態では、警告メッセージを表示し、レリーズ禁止となります。

(本誌:鈴木誠)