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ニコン、標準ズームレンズ「DX 18-55mm」をリニューアル

本体が大幅に小型軽量化。手ブレ補正は4段分に向上

 ニコンは、DXフォーマット用標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR II」を2月に発売する。価格は3万6,750円。

 2008年2月に発売した「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR」をリニューアルしたモデル。同日発表のデジタル一眼レフカメラ「D3300」のキットレンズにもなっている。35mm判換算の焦点距離は約27-82.5mm相当。

 焦点距離と明るさは同じながら、新たに鏡枠沈胴機構を採用することで従来モデルから体積で約30%、重量で約25%と大幅な小型軽量化を実現した。光学性能の向上も図ったとする。

 沈胴状態からは、ズームリングを回転させることで撮影状態になる。一方、ロックボタンを押しながらズームリング逆方向に回すと沈胴状態になる。

 手ブレ補正機構の効果はシャッター速度換算で従来の約3.5段分から約4段分に向上した。

 また、最短撮影距離が前モデルの0.28mから0.25mに短縮された(MF時)。なお、MF時に前玉が回転しなくなった。

 最大径×長さ(沈胴時)は63×59.5mm(従来品は73×79.5mm)、重量は約195g(従来品は約265g)。

レンズ構成図。

(本誌:武石修)