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エプソン、写真ギャラリーでインクジェット作品を販売

 エプソン販売株式会社は7日、「エプソンイメージングギャラリーエプサイト」でインクジェット写真プリント作品の販売を行なうと発表した。エプサイトで展示された公募展の作品が対象。

 エプサイトギャラリーで展示される1シリーズすべての作品が、エプサイトで購入できるようになる。4月にエプサイトが開館15周年を迎えるにあたり、新たな取り組みとして実施するもの。エプサイトには作品のプリントサンプルと、作品検索用の端末が用意される。

 販売形式や販売価格は、作家との契約によって変化する。同社が例として挙げているのは、A2サイズ2万円〜、A3ノビサイズ1万5,000円〜(いずれもブックマットにセット)。作家のサインおよびエディションナンバーもつく。エディション数の例は20程度。作品によってはミニポートフォリオ形式での販売も考えているという。

 作品制作はエプサイトのプリントディレクターが行なう。作品販売による利益は、写真作家とエプソン販売が分配する。エプソン販売では「写真作家としての活動の維持・継続と、意欲的な次回作の制作を継続的に支援いたします」と説明している。

 4月から、展示作品販売を前提とする写真展の作品を公募する。販売は2013年10月以降の写真展より開始する。

(本誌:折本幸治)