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【CP+】VANGUARD、ピストルグリップ雲台にシャッターボタンを搭載

 ガードフォースジャパンのブースでは、VANGUARDブランドの新型グリップ雲台「GH-300T」を展示していた。1月に発売済みで、価格は3万6,300円。

 VANGUARDでは従来からピストルグリップ三脚をラインナップしていたが、今回シャッターボタンを新たに装備した。グリップを握ることでフレーミングを行い、グリップを離すとカメラを固定できる。カメラに触れずにそのままグリップのシャッターボタンを押すことで、素早く撮影できるというもの。

 シャッターボタンは押した状態にロックできるスライド機構も備えており、カメラを連写モードにしておけば手を離しても連写したままにできる。

グリップ部分のシャッターボタン。連射状態にロックすることもできる。
縦位置でもグリップを縦に保つことができる

 ガードフォースジャパンによれば、スポーツなど動きものの撮影を想定して開発したとのこと。来場者からは鉄道撮影に便利そうだとの声もあったという。

対応カメラ。5種類のケーブルのうちTC-1とTN-1は雲台に付属する。それ以外は別売となっている。

 従来と同じく、雲台の本体部分に対してグリップを回転できるため、縦位置にしてもグリップを縦に保持できる。

 耐荷重は8kg。アルカスイス互換のクイックシューを採用しており、2軸の水準器も備える。

 なお、この雲台を三脚とセットにしたパッケージも発売済み。カーボンタイプの「ABEO Pro 283CGH」が10万9,700円、アルミタイプの「ABEO Pro 283AGHが7万8,000円となっている。

(本誌:武石修)