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【CES】ソニー、低価格Wi-Fiモデルなど日本未発表のコンパクトデジカメ

 ソニーは2013 International CESにおいて、サイバーショットの新モデルを発表した。DSC-WX80、DSC-W730、DSC-W710、DSC-TF1、DSC-H200の5機種。

 いずれも日本での発売は未定。ここでは低価格Wi-Fi内蔵モデルなど、2機種をとりあげる。

サイバーショットDSC-WX80

 199ドルと低価格ながら、Wi-Fi機能を内蔵。米国での発売は2月。

 他のWi-Fi対応のソニー製デジタルカメラと同様、スマートフォンやタブレットへの接続は、専用アプリ「PlayMemories Mobile」を介して行なう。

 撮像素子は1,620万画素の1/2.3型CMOSセンサー。

 レンズは28-224mm相当(35mm判換算)の光学8倍ズーム。光学式手ブレ補正機構も搭載。

 液晶モニターは2.7型23万ドット。

 フル解像度での連写性能は10コマ/秒。また、連写合成系のパノラマ機能として、顔や動体を認識して画像のつながりを良くするという「Intelligent Sweep Panorama」を搭載する。

 AVCHD Ver.2.0、またはMP4での動画記録に対応する。アクティブモードでの手ブレ補正も利用できる。

 対応記録メディアは、SDXC/SDHC/SDメモリーカード、メモリースティックデュオ。

 外形寸法は92.3×52.5×22.5mm。質量は124g。

サイバーショットDSC-TF1

 防水、耐衝撃、耐寒のタフネス性能を一通り与えられながら、199.99ドルという低価格で販売される防水デジタルカメラ。米国での発売は2月。

 従来のDSC-TXシリーズとは異なり、スライド式のフロントカバーは非搭載。薄いながらもグリップを備えているのもTX系にない特徴だ。

 撮像素子は1/2.3型有効1,610万画素CCD。レンズは27-108mm相当(35mm判換算)F3.6-4.7。

 液晶モニターは2.7型46万ドット。

 対応記録メディアは、SDXC/SDHC/SDメモリーカード、メモリースティックデュオ。

 外形寸法は102.4×62×22.7mm。質量は152g。

(本誌:折本幸治)