大沢利裕写真展「白鳥の飛来地・冬の瓢湖」(ギャラリーアートグラフ)


朝日に向かって

今回の写真展は、私の地元新潟県にある日本有数の白鳥の飛来地、冬の瓢湖を取材
しました。

この瓢湖は毎年シベリアから6,000羽以上の白鳥が訪れ、地域をあげて白鳥の保護に取り組んでいます。朝日が昇る頃から約1時間、白鳥は家族単位で次々に飛び立ち、近くの田んぼで餌を食べて、夕方に湖に戻って来ます。

また鴨類はその10倍飛来し、その鴨を狙ってオオタカが訪れます。

他に、多数の猛禽も生息。冬の瓢湖とその周辺を訪れる野鳥の日常を捉えました。

私は、日常、環境保全の業務に従事しており、余暇では野生動物の撮影をおこなっ
ております。

 昨今の環境・生物多様性の保全がトレンドにある中、希少動物保護を発信した前回
写真展「ザトウクジラ〜故郷への回遊〜」に続く第二弾となります。

今回の写真展を通じて野鳥保護への貢献を目的に、来場者数に応じて、「日本野鳥の会」に寄付を致します。今後もこうした活動を通じて野生動物の保護に、貢献していきたいと考えております。

(写真展情報より)


早朝の旅立ち

早朝の冷え込みに耐える白鳥

  • 名称:大沢利裕写真展「白鳥の飛来地・冬の瓢湖」
  • 会場:ギャラリーアートグラフ
  • 住所:東京都中央区銀座2-9-14
  • 会期:2012年11月5日〜2012年11月10日
  • 時間:10時〜19時(最終日17時まで)



(本誌:折本幸治)

2012/10/19 13:01