保持尚志写真展「街・雑景-アムステルダムとメトロマニラ-」(オリンパスギャラリー大阪)


(c) 保持 尚志


オランダと日本、フィリピンと日本、そのつながりは、どちらも 17世紀にまで遡ることができる。両国とも長い間、日本と近い関係にあり、今もそうである。

オランダのアムステルダムは 13世紀に築かれ、17世紀には欧州で最も栄えた街のひとつだった。今も首都であり、欧州を代表する都市である。一方、フィリピンのマニラも東南アジアにおける交易の中心として古くから栄えた街で、今も東南アジアを代表する都市である。

12月のアムステルダムは、ちぎれて流れる雨雲から、時おり冷たい雨が降っていた。私はアムステルダムでも特に古いセントラルと呼ばれるところにいた。古い運河と 17世紀の建物が残るこの場所で、街と人々を写真に切り取った。

3月のメトロマニラは晴れわたり、強い日差しが照りつけた。雨はなく、乾いた風が一日中吹いていた。私はメトロマニラの中心近くの一角にいた。細い路地と雑然とした建物が続くこの場所で、街と人々を写真に切り取った。

街そして雑景、私が感じた風景をご覧ください。

出展作品数:カラー約40点

(写真展情報より)


  • 名称:保持尚志写真展「街・雑景-アムステルダムとメトロマニラ-」
  • 会場:オリンパスプラザ大阪内オリンパスギャラリー
  • 住所:大阪府大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル1階
  • 会期:2012年10月11日〜2012年10月17日
  • 時間:10時〜18時(最終日15時まで)
  • 休館:日曜・祝日

(本誌:折本幸治)

2012/9/27 00:00