石田榮写真展「明日への希望を求めて」-半世紀前の証(ニコンサロンbis大阪)


本展は、高知県内の半世紀前を生き抜いた人々の記録である。
当時の子どもは自然の中で育ち、成人しては「労働は美徳なり」を体現し、家族、友人・知人との「絆」を大切に、希望を持ってそれぞれが自分に与えられた責任を果たそうと日夜努力していた。これらの撮影場所を当時と比較してみると、その変貌は著しく、もはや昔日の面影はない。
一方では、風景や服装などの中に、当時の人々がいかに明日への希望を求めて力強く生き、働いていたかが感じられるものである。
敗戦の混沌から立ち上がった当時を振り返りながら、作者は、21世紀を生きる人たちに“忘れかけた日本の美徳”を受け継いで欲しいと願っている。モノクロ48点
(写真展情報より引用)

  • 名称:石田榮写真展「明日への希望を求めて」-半世紀前の証
  • 会場:ニコンサロンbis大阪
  • 住所:大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • 会期:2012年7月19日〜2012年7月25日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:鈴木誠)

2012/7/5 00:00