叶養之助写真展「明延鉱山、その軌跡」(ニコンサロンbis大阪)


三菱明延鉱山が閉山になって、すでに25年が経過した。
作者は1980年ごろより明延鉱山の写真を撮り始め、まだ活気のある町や鉱山の風情などを記録に遺し始めた。特に1円電車は有名で、文字通り運賃が1円で明延―神子畑間を小さな電車が走っていた。
本展では、まだ活気のある鉱山の姿と、閉山後の寂れゆく姿とを対比する形をとっているが、鉱山の主力である坑内は、残念ながら撮影できなかった。
現在の明延は、かつて4000人以上いた住民は100人以下となり、鉱山の建物は取り壊され、あるいは朽ち果てている。モノクロ40点
(写真展情報より引用)

  • 名称:叶養之助写真展「明延鉱山、その軌跡」
  • 会場:ニコンサロンbis大阪
  • 住所:大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • 会期:2012年7月5日〜2012年7月11日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:鈴木誠)

2012/6/20 15:09