ライカ、ウェツラーの新社屋起工式を実施。2013年11月完成予定


 ライカカメラジャパンは9日、独ライカカメラ社が本社をソルムスからウェツラーのライツ・パークに移転する第一歩として、新社屋を建設しているウェツラー市シャンツェンフェルトで起工式を実施したと発表した。

【参考】2008年に公開したライツ・パークの完成予想図

 新社屋は、2011年12月にウェツラー市へ建設申請を提出し、2012年4月に建設工事を開始するとしていた。新社屋の完成予定は2013年11月。ウェツラーは、ライカがその事業を初めた地として知られる。

 完成後は、約2万7,000平方mの敷地にライカの製造部門、経営管理部門、カスタマーケア部門など約600人が勤務する。製造現場を一般公開するほか、ライカミュージアム、ライカストア、フォトスタジオ、訪問者用レストランも併設する。

 ライツ・パークの中央広場にはWeller Feintechnik社、ViaOptic社の社屋があり、そこにライカ新社屋が加わることになるという。ライツ・パーク建設計画の総投資額は5,500万ユーロ。




(本誌:鈴木誠)

2012/5/9 12:45