児島聖写真展「eye trap 4th -旅路-」(マキイマサルファインアーツ)


写真は、いまや私にとって人生そのものです。それは被写体と向き合ったとき、その中に自分が今まで生きてきた人生や、人の生きている物語を見つけられるからだと思います。
また、光と影に浮かび上がったその瞬間、その時の感情と空間を切り取ることのできる写真に大きな魅力を感じています。
私は写真を撮るのに、遠くに出かけることは滅多にありません。ごくありふれた日常の一場面、今までそこにありながら、誰も気がつかなかった何でもない風景の中に、実像、虚像を見つけてシャッターを押しています。
これからも、その辺りの裏通りを歩いていて、街の様相と自分の心が重なり合ったとき、その時感じた瞬間をフイルムに焼きつけ、とどめて行けたら幸せなことと思っております。
今回の「eyetrap-旅路-」は、このように「自分の眼から心へとつづいた思い」を「旅路」と名付けまとめました。
(写真展情報より)

  • 名称:児島聖写真展「eye trap 4th -旅路-」
  • 会場:マキイマサルファインアーツ
  • 住所:東京都台東区浅草橋1-7-7
  • 開催日:2012年5月18日~2012年5月29日
  • 時間:11時~19時(金曜は20時まで。最終日は17時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:武石修)

2012/4/26 15:56