富士フイルム、「FinePix X100」の出荷を再開。4月上旬より販売


 富士フイルムは28日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix X100」の出荷再開を告知した。4月上旬から販売できる見通し。

FinePix X100

 11日に発生した東北地方太平洋沖地震でFinePix X100の生産工場(宮城県黒川郡大和町)が被災。一時操業を停止していたが、生産ラインの復旧により出荷を再開した。

 富士フイルムでは「ご予約いただいているお客さまから順次お届け出来るよう出荷を行なってまいります」としている。

 FinePix X100は、APS-Cサイズ相当のCMOSセンサーや、光学ファインダーと電子ビューファインダーを切替可能な「ハイブリッドファインダー」を搭載するレンズ固定式のデジタルカメラ。実勢価格は12万8,000円前後。発売日は3月5日。



(本誌:鈴木誠)

2011/3/28 14:41