ペンタックス、「645D」と「K-5」の最新ファームウェアを公開


 ペンタックスは10日、中判デジタル一眼レフカメラ「645D」およびデジタル一眼レフカメラ「K-5」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は645Dが1.02、K-5が1.03。

645DK-5

 ファームウェアの更新内容はそれぞれ次の通り。

645D

  • 長時間露光後のノイズリダクション処理実行時、液晶表示パネルに残り時間の目安を表示するようにした
  • 露出モードダイヤルをXモードにした時、ストロボ同調速度をカスタムファンクションメニューで設定できるようにした
  • パソコンにUSB接続したときのディスク名を「リムーバブルディスク」から「645D」に変更した。SDメモリーカードをフォーマットすると「645D」のボリュームラベルが付く
  • ミラーアップ後、自動的にミラーダウンするまでの待機時間を1分から5分に延長した。オートパワーオフの設定が5分より短い場合はオートパワーオフを優先する

K-5

  • 低輝度時のAF精度を改善した
  • 全般的な動作の安定性を向上した

 645Dは、44×33mmの有効4,000万画素CCDセンサーを搭載する中判デジタル一眼レフカメラ。発売は2010年6月。実勢価格は84万8,000円前後。

 K-5は、視野率約100%のファインダーや、防塵防滴ボディを採用するデジタル一眼レフカメラ。撮像素子は有効約1,628万画素のCMOSセンサー。発売は2010年10月。ボディのみの実勢価格は12万100円前後。

(本誌:鈴木誠)

2011/3/10 14:21