富士フイルム、「FinePix REAL 3D W3」が長時間の3D動画撮影に対応
富士フイルムは24日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W3」の最新ファームウェアを公開した。合わせて、同社製デジタルカメラの付属ソフト「MyFinePix Studio」もアップデートした。
■FinePix REAL 3D W3
新ファームウェアのバージョン番号は1.10。更新すると、ハイビジョン動画記録で「長時間撮影モード」が利用可能になる。
FinePix REAL 3D W3 |
長時間記録に対応する画質に調整することで、従来の約2倍にわたって3Dハイビジョン動画(1,280×720ピクセル、24fps)を記録できる。なお3Dハイビジョンで撮影する場合は、Class6以上のSDHC/SDメモリーカードを使用する必要がある。
■MyFinePix Studio
更新することで、GPS機能を搭載した「FinePix F550EXR」と「FinePix XP30」の撮影画像において、撮影した位置情報付画像に対応する。
FinePix F550EXR | FinePix XP30 |
新たに、地名やランドマークの情報を基に素早く画像を検索できるスマートサーチ機能、「移動軌跡」をONにしていた間の移動ルートおよび撮影写真を1つのフォルダに自動でソートする機能、「Map Viewer」を起動すると撮影写真とともに移動の軌跡がGoogleマップに常時表示できる機能が利用可能になる。
Map Viwewr |
「mixi」への自動アップロード機能も新たに備わる。アップロードする際には公開範囲の設定もできる。また、FinePix内の「ウェブアップロード」機能を利用すれば、事前にカメラでアップロードの予約ができるためパソコンに接続すると自動でアップロードが可能になる。
FinePix REAL 3D W3で撮影した3D動画を「YouTube」へアップロードする機能も付く。動画のトリミングができるほか、YouTubeに対応したサイド・バイ・サイド形式への変換とYouTubeで3D表示するための設定を自動で行なう。なお、YouTubeへの対応のみ3月中旬配信予定の自動アップデートで利用可能になる。
2011/2/25 11:55