富士フイルム、ブローニー判シートタイプなど値上げ

　富士フイルムは14日、銀塩フィルムの一部製品を販売終了および値上げすると発表した。

　ブローニー判のリバーサルフィルムおよび白黒フィルムなどを値上げするほか、35mm判フィルムのパック本数を減少する。販売を終了するフィルム品種はない。銀塩感材の需要減による生産コストの上昇を原因としている。

　パック品の販売終了時期は3月。価格改定の対象製品は4月より順次値上げする。値上がり幅は5～15%程度。

●価格改定（5～15%の値上げ）

• カラーネガ 35mm判パック品（プロ用カラーネガ、業務用除く）
• リバーサルフィルム ブローニー（120、220）判シートタイプ全品種（35mm判除く）
• 白黒フィルム ブローニー（120）判シートタイプ全品種（35mm判除く）
• インスタントフィルム ミニ（チェキ）フィルム、ワイドフィルム全品種（ピールアパートタイプフィルム、MP（Pivi）フィルム除く）

●販売終了（パック本数減少もしくは単品販売に移行）

• フジカラーPREMIUM400 36枚撮 10本パック
• フジカラーSUPERIA X-TRA400 36枚撮 10本パック
• フジカラーPRO400 36枚撮 20本パック
• センシアIII100 24枚撮 20本パック
• センシアIII100 36枚撮 20本パック
• プロビア400X 36枚撮 20本パック
• ベルビア100F 36枚撮 20本パック
• ベルビア100 36枚撮 20本パック
• ネオパン100 ACROS 36枚撮 20本パック
• ネオパン400 PRESTO 36枚撮 20本パック