デジタルカメラ国内出荷台数が2カ月連続で増加

　一般社団法人カメラ映像機器工業会（CIPA）は5日、2010年11月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

　デジタルカメラ全体の生産実績は1,237万4,471台（前年同月比96.5％、以下同）、金額は1,367億4,211万円（86.6％）。

　国内出荷は93万6,956台（116.3％）、161億2,717万7,000円（95.7％）。内訳はレンズ一体型が80万3,784台（111.6％）、104億9,552万2,000円（87.2％）レンズ交換式一眼レフタイプが13万3,172台（156％）、56億3,165万5,000円（116.9％）。国内出荷台数は10月に引き続き前年を上回ったが、金額ベースでは3カ月連続で前年割れとなっている。

　日本向け以外の出荷は1,171万9,332台（98.5％）、1,500億153万9,000円（89.6％）。

　一眼レフ用交換レンズの生産実績は239万6,865個（136.1％）、264億6,464万1,000円（111.9％）。うち国内出荷は22万196個（151.3％）、41億6,637万1,000円（119％）。国内出荷の内訳は35mm用レンズが2万1,312個（89.5％）、10億4,930万4,000円（94.2％）。デジタル専用レンズが19万8,884個（163.4％）、31億1,706万7,000円（130.6％）。

　民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は7万3,740台（120％）、19億1,837万円（222.6％）。2010年4月よりPictBridge非搭載機種も統計に含めているため、前年同月比はPictBridge搭載機種のみの出荷数量との対比となる。