富士フイルム、今秋発売のデジカメに「フォトブックアシスト機能」を搭載
〜本体内でグルーピング、店頭受付端末と連携
富士フイルムは28日、フォトブックの作成と注文が可能になる「フォトブックアシスト機能」をデジタルカメラ本体内に搭載すると発表した。今秋より発売するFinePixシリーズ新製品に搭載するという。
フォトブックアシスト機能の利用イメージ |
フォトブックは、店頭やインターネット経由でアルバムが作れるサービス。富士フイルムによると年々市場が拡大しており、2009年度の受注実績は、前年比約1.5倍のペースで伸びているという。
富士フイルムが開発したフォトブックアシスト機能は、メモリーカード内にある画像データからフォトブックにしたい画像をカメラ側で選択、グルーピングしておける機能。撮影画像を「お気に入り」、「日付別」、「シーン別」、「画像タイプ別」、「顔別」に分けて選択できる「ピクチャーサーチ」(2010年春モデルから搭載)との併用も可能だ。
フォトブックアシスト機能で指定した画像を入れたメモリーカードをフジカラー店頭の店頭受付端末に差し込むと、フォトブックの注文が可能になる。
また、インターネットからの注文にも今後対応するとしている。
富士フイルムは、フォトブックアシスト機能を6月29日に開幕するイベント「PHOTONEXT 2010」に出品する予定。パネルおよび対応店頭受付システムを使って紹介する。PHOTONEXT 2010は、6月29日・30日に開催。会場は東京ビッグサイト西4ホール。
2010/6/28 14:13