市川ソフトラボラトリー、「SILKYPIX Early Preview」版をE-450に対応


 市川ソフトラボラトリーは21日、RAW現像ソフト「SILKYPIX」の最新Eary Prevew版を公開した。

 ソフト名およびバージョン番号は次の通り。

 


  • SILKYPIX Developer Studio Pro Early Preview版(Windows)Ver.4.1.19
  • SILKYPIX Developer Studio 4.0 Early Preview 版(Windows)Ver.4.0.19
  • SILKYPIX Developer Studio 3.0 Early Preview 版(Mac OS X)Ver.3.0.31

 いずれも、オリンパス「E-450」のRAWデータに対応した。

 また、Proおよび4.0のWindows用Early Preview版では、倍率色収差と縮小の設定によっては、現像出力時に画像の端に赤い色が出る可能性がある問題を修正。加えて4.0のWidows用Early Previewについては、現像出力時にIPTC情報が出力されない問題にも対処したという。

SILKYPIX Developer Studio ProE-450。欧州で5月に発売。国内での発売は未定

 E-450は、オリンパスが欧州で5月に発売したデジタル一眼レフカメラ。フォーサーズシステム規格に準拠し、「E-420」(2008年4月発売)に「E-620」(2009年3月発売)の画像処理関連を搭載した製品。液晶モニターは固定式で、E-620のフリーアングルタイプとは異なるものの、E-620からアートフィルターの一部を受け継いでいる。国内での発売は未定。

 各SILKYPIXシリーズのEarly Preview版とは、市川ソフトラボラトリーが正式版の前に先行リリースするもの。後日、正式版のアップデートに含まれる可能性の高い更新が行なわれる。各SILKYPIXユーザーなら無料でダウンロードが可能。ただし市川ソフトラボラトリーでは、Early Preview版についてのサポートは行なっていない。



(本誌:折本幸治)

2009/5/23 20:24