パナソニック、プロの現場向けカメラレコーダー「AG-CX20」

パナソニック エンターテインメント＆コミュニケーション株式会社は、カメラレコーダー「AG-CX20」を2月に発売する。映像制作・放送・配信のニーズに対応するプロフェッショナル向けのモデル。

4K60pの10bit記録に対応するカメラコーダー。広角端25mm（35mm判換算）からの光学24倍ズームを可能とするレンズを搭載している。小型・軽量で機動力があり、ワンマンオペレーションでの収録を行うディレクターや、プロの撮影現場におけるまで多くの支持を集めているというシリーズの新モデルとなる。

前モデルは2020年発売の「HC-X2000」。そこからビューファインダーの操作性向上や、低速ズームの改善、USB端子の変更（Type-Cに。給電可）、ネットワーク機能の強化、アプリ連携による操作性向上、低ビットレート記録モードの追加などの改良を加えたとしている。

AFは顔検出とAF/AE追従に対応する“ハイプレシジョンAF”を搭載。微細なフォーカスレンズユニットの駆動により、4K/FHDの両方で高速かつ追従性・安定性の高いAFを実現した。搭載モニターのタッチ操作による被写体追尾にも対応する。

撮像素子は有効約829万画素の1/2.5型MOSセンサー。

ネットワーク機能については、2.4GHz帯に加えて、5GHzのWi-Fiにも対応した。スマートフォンを用いたUSBテザリングにも対応しており、専用アプリ「HC ROP」でライブビューやカメラ設定も可能。

通信プロトコルはRTSP／RTP／RTMP／RTMPSに対応。今後のファームウェアアップデートで、次世代画像伝送プロトコルSRTにも対応するという。