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MagSafe対応のポータブルSSD「MagDrive」に2TB版

株式会社ロア・インターナショナルは、HacrayのポータブルSSD「MagDrive」(2TBモデル)を12月19日(木)に一般向けに発売した。発送は12月下旬を予定。価格は4万4,980円。

磁気吸着を特徴とするMagSafeに対応したポータブルSSD。10月にクラウドファンディングサイト「GREENFUNDING」で先行販売を行ってきたが、今回改めて一般向けに発売された。これまで、512GBモデル(1万7,980円)と1TBモデル(2万7,980円)が発売済み。

USB 3.2 Gen 2×2(USB Type-C)に対応し、最大20Gbpsの転送速度を実現(最大20Gbps対応ケーブルを付属)。

また、iPhone 15 Proシリーズから実装されたProRes撮影中に直接外部ストレージへ保存する機能に対応し、撮影データを本体へと直接保存できるのが特徴となる。

一般的に、撮影しながらの直接記録では本体に熱が生じやすい傾向にある。本製品では、内部に2枚の熱伝導シリコンシートを配置。発生した熱を、シートを介して効率よく排出し、安定した撮影が行えるという。

さらに、シャットダウンや強制終了など、データ転送が突然切れる際にデータの損失や破損を防ぐ「Power Loss Protection技術」を搭載している。

  • 転送速度:最大20Gbps(USB3.2 Gen2×2対応)
  • 対応プロトコル:USB Attached SCSI protocol(UASP)
  • 対応OS:Windows 11/10/8.1、OS X 10.9以降、Linux、Android 6.0、iOS15以降
  • ProRes撮影直接記録対応:iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max
  • フォーマット:exFAT
  • 電源:USBバスパワー
  • 消費電力:最大1.55W
  • 外形寸法:85×61×10mm
  • 重量:約76g
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。