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タムロン初のキヤノンRFレンズ「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」、発売日が決定

株式会社タムロンは、同社初となるキヤノンRFマウント用の交換レンズ「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」を12月12日(木)に発売する。希望小売価格は12万5,400円。4月に開発を発表した製品で、このほど正式な発売日が決定した。

APS-Cサイズのイメージセンサーに対応する超広角ズームレンズで、35mm判換算で17.6-32mm相当の画角をカバーする。

2021年6月にソニーEマウント用、2023年5月に富士フイルムXマウント用を発売しており、これらをベースにキヤノンRFマウントへの対応を実現した。

レンズ構成は10群12枚。GMレンズ2枚に加え、色収差を抑制するXLDレンズ1枚、LDレンズ2枚を採用している。また、レンズ面には逆光時のゴーストやフレアを低減するコーティング「BBAR-G2」を施した。

オートフォーカスには静音性に優れるというステッピングモーター「RXD」を搭載。屋外での使用を想定した簡易防滴構造や防汚コートも備える。

なお、同製品はキヤノンとのライセンス契約に基づき開発・製造・販売される。

  • 焦点距離: 11-20mm(35mm判換算: 17.6-32mm相当)
  • 明るさ:F2.8
  • レンズ構成:10群12枚
  • 最短撮影距離:0.15m (広角端)/0.24m(望遠端)
  • 最大撮影倍率:1:4(広角端)/1:7.6(望遠端)
  • 絞り羽根:7枚 (円形絞り)
  • 最小絞り:F16
  • フィルター径:φ67mm
  • 外形寸法:φ73×84.2mm
  • 質量:340g
  • 標準付属品:花型フード、フロントキャップ、リアキャップ
本誌:佐藤拓