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デモザイク処理が向上した「DxO PhotoLab 8」

拡大画像が確認しやすい「プレビュールーペ」も実装

DxO Labsは、RAW画像編集ソフト「DxO PhotoLab 8」を9月17日(火)に発売した。Windows版とMac版を用意し、販売価格は2万7,900円。PhotoLab 6および7ユーザー向けのアップグレード版は1万3,500円となっている。

ノイズ除去を含む、デモザイク技術「DeepPRIME」を刷新。第2世代として「DeepPRIME XD2s」を新搭載した。従来のモデルと比べてデモザイク処理を強化しており、よりクリアな画像を得られるようになったという。

編集内容の反映を確認するプレビュールーペを拡大化した。これによりデモザイク処理の反映を広い範囲で確認できるようになった。従来の小さな小窓での表示から改善され、より詳細に効果を確認できるようになっている。

今回発表された「PhotoLab 8」。プレビュールーペで効果の適用具合を広い範囲で確認できる
従来の「PhotoLab 7」。左のツールパレットにプレビュー画面(赤白線で囲まれた場所)が表示されていた

色相マスク機能も新たに追加され、8色から選択するか、画像から直接色を指定しての局所的な色相調整が可能となった。

トーンカーブ機能も強化。L(輝度)チャンネルの追加により、色彩レベルに影響を与えずにトーンの調整を可能としている。

トーンカーブに「L」チャンネルが追加された
本誌:佐藤拓