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タムロン、超望遠ズーム「50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」にニコンZ用を追加

株式会社タムロンは、交換レンズ「50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(Model A067)」のニコンZマウント用を9月19日(木)に発売する。希望小売価格は21万4,500円。

35mmフルサイズのイメージセンサーサイズに対応する超望遠ズームレンズ。標準域の50mmから超望遠域の400mmのズーム比約8倍をカバーしながらも、100-400mmクラスのレンズと同等の小型軽量ボディを特徴の1つとしている。2022年9月にソニーEマウント用を発売している。

レンズ構成は18群24枚。特殊硝材XLDレンズ2枚、LDレンズ3枚、GMレンズ1枚、複合非球面レンズ1枚を使用して諸収差を抑制。BBAR-G2コーティングも施し、ゴーストやフレアの発生も抑えている。

AF駆動は静粛性・俊敏性に優れるというリニアモーターフォーカス機構「VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)」を採用。広角端の50〜70mmでは最大撮影倍率1:2で、ハーフマクロにも対応する。

手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を搭載。AIを活用した技術により、焦点距離100mm以下では動画撮影に配慮した補正効果が得られるという。

PCとUSB接続することで、各機能のカスタマイズが可能となる「TAMRON Lens Utility」にも対応する。

鏡筒は簡易防滴構造。防汚コートを採用している。別売で三脚座「A035TM」(直販価格1万3,750円)を用意する。

主な仕様

  • レンズ構成:18群24枚
  • 最短撮影距離:0.25m(WIDE)/1.5m(TELE)
  • 最大撮影倍率:1:2(WIDE)/1:4(TELE)
  • 絞り羽根:9枚(円形絞り)
  • 最小絞り:F22〜32
  • フィルター径:φ67mm
  • 外形寸法:φ88.5×185.8mm
  • 質量:1,180g
本誌:佐藤拓