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第48回木村伊兵衛写真賞に金仁淑氏 マルチchビデオインスタレーションが対象に
ソニーイメージングギャラリー銀座で受賞作品展
2024年3月26日 11:59
株式会社朝日新聞出版は3月26日(火)、第48回「木村伊兵衛写真賞」が金仁淑氏に決まったと発表した。
同賞は故・木村伊兵衛氏の業績を記念して1975年に創設。各年優れた作品を発表した新人写真家を対象とし、写真関係者から推薦された候補者の中から、選考会によって受賞者が決まる。受賞者には賞状と賞牌、副賞100万円が贈られる。
第48回の選考委員は、写真家・大西みつぐ氏、長島有里枝氏、澤田知子氏、今森光彦氏の4名。
受賞作は10チャンネル・ヴィデオ・インスタレーション「Eye to Eye」、写真と4チャンネルのビデオで構成されるインスタレーション「Between Breads and Noodles」。
選考の詳細はニュースサイトの「AERA dot.」、4月1日(月)発売の雑誌『AERA』で紹介するという。受賞作品展は、4月26日(金)から5月9日(木)までソニーイメージングギャラリー銀座(東京)で行われる。
受賞者プロフィール
金仁淑
1978年大阪生まれ。2005年に韓国の漢城大学芸術大学院を修了し、現在はソウルと東京を拠点に制作活動を展開。主な個展に、『sweet hours』(光州市立美術館、韓国、2008)、『Retelling Tales of the Cherry Blossoms』(MIO PHOTO AWARD PRIME、大阪、2014』、『House to Home』(トーキョーアーツアンドスペース本郷、2021)、グループ展に大邱フォトビエンナーレ(韓国、2014)、『ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界』(森美術館、2014)、『Family Report』(京畿道美術館、韓国、2017)、『愛について アジアン・コンテンポラリー」(東京都写真美術館、2018)など。恵比寿映像祭2023では、新作の10チャンネル・ヴィデオ・インスタレーション《Eye to Eye》を発表し、荒木悠氏とともに特別賞を受賞した。