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「飛行機で知らない人の隣に座るのがストレス」…日本人が一番多く回答

【世界比較】飛行機を利用した旅行の際、「一緒に旅行している人と喧嘩をする」と回答した割合

エクスペディアは1月9日(火)、「旅行時のストレスに関する意識調査」の結果を発表した。飛行機を利用した旅行における、日本人の気質などが見て取れる内容となった。

この調査は、飛行機を利用して旅行をしたことがある18歳以上の1万1,000名を対象にオンラインで実施したもの。対象地域はアメリカ、イギリス、カナダ、カナダ、メキシコ、ドイツ、フランス、オーストラリア、日本、香港、シンガポール。

調査結果によると、「飛行機で知らない人の隣に座ること」を最も不安やストレスに感じると回答した割合は、日本が26%でトップ。以下アメリカ(22%)、オーストラリア(19%)、イギリス(18%)と続く。最も少ないのは10%のフランスだった。

「一緒に旅行している人と喧嘩をする」と回答した割合では、アメリカ(58%)、香港(33%)、イギリス(28%)の順に多い。日本は14%となり、対象地域で最も少ない結果になった。他人の存在はストレスだが、知り合いとの諍いは巧みに避けるのが日本人の気質だろうか。

【世界比較】飛行機を利用した旅行の際、「一緒に旅行している人と喧嘩をする」と回答した割合

「空港でパスポートを忘れたことに気づいた経験がある」では、36%のアメリカが他に大きな差をつけてトップに。日本人(7%)からすると、その多さに驚くしかない。

【世界比較】空港に着いてからパスポートを忘れたことに気づいた経験がある人の割合

日本人が選んだ飛行機の利用でストレスを減らす方法としては、「オフシーズンに旅行をすること」(36%)、「余裕を持って、予約を済ませること」(35%)、「搭乗時間の3時間前には空港に到着していること」(26%)が上位に並んだ。

なお「航空券の予約に最適な曜日があると思う」との質問に対しては、メキシコ、アメリカ、シンガポールの5割以上が「思う」と回答。日本は3割と他地域と比べても少なかった。

エクスペディアでは「国内線のエコノミークラスは日曜日の予約で平均約40%、国際線のエコノミークラスは日曜日の予約で平均約17%お得になります」と案内している。

本誌:折本幸治