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シグマ、クラス最小最軽量のAPS-C超広角ズーム「10-18mm F2.8 DC DN」
2023年10月5日 17:02
株式会社シグマは、交換レンズ「SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN」のソニーE、富士フイルムX、Lマウント用を10月26日に発売する。価格はオープン、直販価格は税込10万4,500円。
APS-Cフォーマットに対応する、35mm判換算15〜27mm相当の画角を得られる超広角レンズ。本体サイズを極限まで抑えたことで、APS-Cミラーレスカメラ用のF2.8通しズームレンズにおいて、最小・最軽量を実現したという。
レンズ構成は10群13枚(SLDレンズ1枚、FLDレンズ3枚、非球面レンズ4枚を含む)。1枚目に偏肉量、屈折率ともに大きな非球面レンズを採用することで、枚数を抑えたレンズ構成を実現。高い解像感とレンズの小型軽量化を両立している。
広い画角と近接撮影能力で、スナップ撮影やテーブルフォトに加えて、Vlogやワンオペでの動画撮影といった機動力が求められるシーンでも活用できるという。同社レンズ「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」と組み合わせることで、35mm判換算15-75mmの範囲をF2.8でカバー。いずれも小型軽量レンズのため、2つ合わせても重量が550gとなる。
AF駆動にはステッピングモーターを採用。そのほか、各社のカメラボディ内電子手ブレ補正機能、収差補正機能、DMF、AF+MFに対応。フォーカスブリージングの抑制にも配慮した設計としている。
レンズフードは新開発のプッシュオン式を採用。従来の回して装着するバネヨット式と異なり、押し込んで装着する。プッシュオン式を用いることで、フード本体の小径化にも寄与しているという。
鏡筒はマウント部にゴムのシーリングを行い、簡易防塵防滴構造となっている。
主な仕様
- レンズ構成:10群13枚(SLDレンズ1枚、FLDレンズ3枚、非球面レンズ4枚を含む)
- 絞り羽根:7枚(円形絞り)
- 絞り:F2.8〜F22
- 最短撮影距離:11.6(広角端)〜19.1cm(望遠端)
- 最大撮影倍率:1:4(広角端)〜1:6.9(望遠端)
- フィルターサイズ:67mm
- 外形寸法:Φ72.2×62mm
- 質量:260g