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ソニー、映像クリエイター向けのモバイルアプリ「Monitor & Control」

「α1」「α7S III」にも対応予定

Monitor & Control

ソニーは、映像クリエイター向けの新モバイルアプリ「Monitor & Control」の提供を9月13日に開始した。「FX3」「FX30」などをスマートフォンやタブレットからコントロールできる。iOSおよびAndroidで提供中。

クラウド制作プラットフォーム「Creators' Cloud」で提供するアプリの一種。対応カメラをワイヤレスで扱えるようになる。

対応カメラは「FX3」「FX30」「FX6」。利用には本体ソフトウェアのアップデートが必要になる。

なお、同時発表のシネマカメラ「BURANO」も対応予定。2024年春以降には、「α1」「α7S III」も対応するという。

同アプリでできる主なことは、映像モニタリング、露出モニタリング、タッチフォーカス、AF感度設定など。露出については波形やヒストグラムに加え、フォルスカラーも表示できる。

フォルスカラーでの露出表示も

また画面上の「操作バー」に、各種機能をアサインすることが可能。フォーカスやアイリスなどの設定を、画面から行えるようになる。

「操作バー」からのフォーカス操作が行える

その他、ピクチャープロファイルの設定、LUTの切り替えなども操作できる。Log撮影中にLUTを適用したイメージを表示することも可能だ。

本誌:折本幸治